私は学生時代を関西(京都府)で過ごし、22歳の時に故郷である新潟県に戻ってきました。
その時、関西圏の賑わいと比べて「なんで新潟はこんなに【何もない】んだ!!」と嘆いたものでした…。
だが、しかし!!
実は新潟には、「都会には【絶対にありえない】」テーマパークが存在するのです!
今日はそれを、ご紹介しましょう。
2015年のシルバーウイーク最終日(2015年9月23日)、
「さすがに自社仏閣ばかり巡っていて、家族を観光地に連れていってあげていないなぁ…」
と反省した私は、妻と娘、そしてお約束の「愛犬ルナさん」を【観光地らしい観光地】に連れていってあげることにしました!
目的地は、ズバリ!
【都会ではありえないテーマパーク】。
それは、新潟県柏崎市にあります!
それでは、イザ出発~~!!
まず最初に立ち寄ったのが、先日ご紹介した「西山ふるさと公苑」です。
ウム!確かにこれも…ある意味「都会にはナイ」テーマパークなんですが…目的地はコレジャナイ。
次の目的地目指して、レッツらゴー!
続いて立ち寄ったのが、柏崎市にある「おさかなの三十三間堂」こと日本海フィッシャーマンズケープです。
ちょうどお昼の時間だったので、みんなで名物のサバサンドをいただきました。
値段の割にボリュームがあり、大満足!…ルナさんも私の分の中身のサバフライをご相伴。
昼食後、フィッシャーマンズケープ裏手の海岸(といっても断崖絶壁の上)に恋人岬というイカニモな名所がある、というので見学。
えっ!?ナニナニ…ここが「都会にはナイ」テーマパークなのか?ですって…いんや、目的地はコレジャナイ。
それでは、次の目的地目指してレッツらゴー!
続いて訪れたのは、フィッシャーマンズケープ真向いの岡(山?)の上にある「昭和懐物ランド・こどもの時代館」…なんですが、ココは撮影禁止なので一切写真がありません;
レトロ趣味・昭和回顧趣味の方は、是非下記のサイトから雰囲気を感じ取ってください!
サイトをご覧いただくと(時期によっては、既にサイトも閉鎖されているカモ…)お分かりいただけるかと思うんですが、実はココ…残念ながら2015年11月23日で閉館となってしまうんです(涙)
個人的に雰囲気が大好きで、過去に何度か来たんですが…もう来れなくなると思うと、とてもカナシイ…。
ええと…ここが、「都会にはナイ」テーマパーク…ジャナイです!!
悔しいですが、もっとスゴイのが沢山ありそうですからねぇ~…都会には。
それでは、気を取り直して…次の目的地目指してレッツらゴー!
次に訪れたのは…娘が喜ぶ「ドン・キホーテ」…そう、【ドンキ】です。
えっ!?新潟みたいな田舎にもドンキあるのか?って!?…あります。一応。
モチロンここも、「都会にはナイ」テーマパーク…ジャナイ!!
これは単に、「長崎屋柏崎店」がテコ入れのためにMEGAドンキになっただけの…なんというか、中身は中途半端に長崎屋そのものです;
…次こそ!「都会にはナイ」、新潟が誇る(!?)テーマパークですじゃ!
バアァァアアアーーーン!!
のわぁ~~!!!
なんじゃ、こりゃぁ!!!
じ……地震発生ボタン!?
…失礼、順番を間違えました。
まあ、折角ですのでクイズといきましょう!
これから表示される画像から、「都会にはナイ」「都会にはあり得ない」テーマパークの正体を当てていただきましょうっ!!
……大丈夫です、もとより正解者が出ることは求めておりません。
では……ヒント画像、スタートっ!!
ムムムゥ……
モシヤ、コレハ………!?
えっ?「原子力発電所」?
グウゥゥゥレイトォッ!!!
正解です!!
正式には、「柏崎刈羽原子力発電所サービスホール」です。
そう、柏崎市(一部は柏崎市に内包されている刈羽村)には「柏崎刈羽原子力発電所」があるんです。
私と家族が住む新潟県加茂市から柏崎刈羽原子力発電所までの距離は、およそ75Km。
もちろん安全のためのさまざまな取り組みが行われているとは思うんですが…万一事故が起きたら……正直、かなり不安な距離です。
そうした住民の不安に対して情報開示・説明を行っている施設が、この柏崎刈羽原子力発電所サービスホールです。
「さすが原発マネー!」…という冗談は控えたい(…って、もう言ってますがな;)と思いますが、本当に凝った展示物や体験型の説明が沢山あって、下手な博物館やテーマパークを凌駕するほどの充実ぶりです。
「原発から半径75Km圏内」に住まう者として、やっぱり個人的に一番関心が高かったのが、まだ記憶に新しい「中越地震」に関する展示・解説でした。
時が経つのも早いもので、もうちょっとすると娘も高校生です。
「住んでいる町から、原発まではどれくらいの距離があるのか?」
「原発とは、どういう所なのか?」
詳しくは判らなくてもいい、でも「そう遠くないところに原発があるという生活」を送っているということを、ちょっと意識して貰えたらナ…と思い、プチ家族旅行の最後に発電所に立ち寄りました。
個人的に、「原発反対!」とも「原発賛成!」とも言えません。
とても悩ましいことに、どちらの主張も理解できますので。
反対派の説く危険性は、身をもって感じています…正直、常に不安はあります。
賛成派の説く有用性も判る。
利権や経済効果を目論んでいろいろ盛ってみたところで自然エネルギーはまだまだ発展途上…程なく「盛った」メッキがはがれてしまうでしょう。そうなると資源に乏しい我が国が「原油100%」の発電をやっていたら、経済・外交面で非常に「危うい」…拡大に拡大を重ねた例えではあるものの、最悪の条件が重なれば太平洋戦争前夜のような状況さえ再来しかねません。
だから、「どっちが間違っている」とは一概に断言できないのです…私には。
ただ、もし…もしもですが、私たち住民には無縁の【利権】というワケのわからないモノのためだけに原子力発電が推進されている…というのなら、
私は今、この瞬間から「原発反対派」になる。
深く知ろうとせず、理解しようとせず、
安直に「原発反対!」「原発賛成!」と叫ぶことはたやすい
です。
よく考え、対立する主張を最初から拒絶するのではなく「理解する努力」を怠らず…人から見てではなく【自分としての正しい答え】を、胸を張って堂々と主張したいものです。
その意味では、私もまた「答えを探している一人」といえましょう。
……と、さんざんカッコつけておきながら、実態は、
「原発行けば、何かイイモノ配ってるかナ!?どきどき…!!」
というスケベ心で訪問しただけだったり(汗)