これはインターネット上で経済活動…平たく言えば「お金儲け」を行っている限り宿命としてついてまわる「恐怖(リスク)」のお話…。
想像してみて欲しい…ある日突然、インターネット経由の収入基盤を全て失ってしまったとしたら!?
- 地道に築き上げたサイト、ブログ
- 商品の販売経路
- 顧客リスト
- 引き出し前の売上金
これらのいずれか、或は【全て】が…ほんの一瞬で全て消滅してしまうことも実際にあるのです。
実際、私は過去に1~4全てを一通り体験しました。
幸い全てが一度に起こりませんでしたので、都度「少し心が折れかけた」だけで済みましたが…もし、これらすべてを【同時に】失っていたら…その規模によっては二度と立ち上がれないほどの経済的・精神的ダメージを受けてしまいます。
では、どんな恐怖(リスク)があるのか…また、「どうすれば」それを回避できるのか?
誰にでも起こる!?あなたが全てのネット収入経路を絶たれる瞬間
積み上げた努力、顧客リスト、売上…どれも一瞬で失いかねない
私がインターネット上で事業を営みはじめて10年以上がたちました。
先ほども触れましたが、その間、私は下記のそれぞれを「突然失う」というアクシデントに遭遇してきました。
- 地道に築き上げたサイト、ブログ
- 商品の販売経路
- 顧客リスト
- 引き出し前の売上金
まず、とあるレンタルサーバに立ち上げたサイト…これは実際のところそれほどアクセスがあった訳でも無いですが、【ある日突然、前触れも無く】消滅してしまいました!!
そう、利用していたレンタルサーバが突然倒産したのですorz
次に、私がオリジナルレポート…いわゆる「情報商材」販売で勢いづいていた頃、とある情報商材販売サービス(ASP)を利用し、ここが結構売れるので個人的に販路として非常にアテにしていました。
…が、これもまた【ある日突然、前触れも無く】消滅してしまいました!!
もう、お分かりですね!?そのサービスは突然終了したのです…未払いの売上金を支払わずにorz
ここでは一挙に【販路】【顧客リスト】【売上金】の3つを同時に失いましたので、正直ショックが大きかったです…。
最後のトドメに…。
私はかつて、情報商材系の有料会員制サービスを運営させていただいていました。
当時の私はクレジット決済代行サービスを利用して会費の継続課金処理を行っていました。
毎月定期的に収入が発生して精神的にもかなり余裕が持てたのですが…もう、お分かりですね!?
そう!「ブルータス、お前もか!?」
売上金の振込遅延が続いて「怪しいなぁ…」と思ってはいましたが、【やっぱり!?】このクレジット決済代行サービスも倒産してしまい…合計4か月分以上の収入が全て消滅してしまいました…orz
これはさすがに…これまでのアクシデントとは比較にならない大きな金額でしたので、精神的・経済的に甚大なダメージを受けてしまいました…。
ダメージ以上に「恨み」といいますか、「心が乱されて落ち着かない」といいましょうか…この事件は長期間尾を引いてしまい、これによる業務遅滞などの二次的ダメージも甚大でした;
(因みにこの一件でいわゆる「債権者」という立場を経験したり、裁判の仕組みや流れなども経験できましたので…今だから言えますが、「貴重な経験を買った」と思っています)
このように、
- 苦労して作り、育てたサイト
- ライフラインたる販路
- 積み上げてきた顧客リスト
- 汗と涙の結晶である売上金
折角このページをご覧いただいたのも良いきっかけです!
とかくこのインターネットの世界では、どれも脆く、危うく…一瞬で失ってしまいかねないリスクと隣り合わせである…ということを、知っておいてください。
そして、ここまでは少し【脅しめいた】内容で申し訳ありませんでしたが…これら殆どのアクシデントは、対策と心がけ次第で大幅にリスクを減らすことができます!
「樫の木」と「カリンの木」の話
私は以前に、別のブログで「借りることは支配されること」という趣旨の記事を書きました。
ある政界の実力者(飯島さんという方でした)のご実家に二種類の木があり、前庭に「樫の木」、裏庭に「カリンの木」が。
これは「貸しても借りるな」…つまり、「貸すことは支配すること、借りることは支配されること」という家訓があるというお話でした。
聡明なあなたなら、もう既に「あっ!」とお気づきですね!?
そう、先にご紹介した私の失敗談…あれこそまさに、
「借りる = 支配される」
という事実が招いたアクシデントだったのです。
「レンタルサーバを借りる」ということは、そこに構築し公開するWEBサイトなりブログなりの命運を、「貸している」レンタルサーバ側に【支配される】ということ。
当然、レンタルサーバが終了すればサイトのデータも滅失してしまう訳です。
でも、
・独自ドメインを持つ
・定期的にサイトのデータをバックアップする
この二つを心掛けるだけでも、リスクはかなり低減できるのです。
「販路」たる販売サービスも、「収入の受け皿」たる決済サービスも一緒です。
【借りる】要素が多ければ多いほど、支配されリスクが増加する!
実際に実店舗があり、実際にスタッフさんと顔を合わせてコミュニケーションをとれる実態サービスなら、まだ事前にリスクを推し量れる要素があります。
ですが、ことインターネット上となると…相手の表情が全く見えませんから、アクシデントの芽がすぐそこまで忍び寄っていたとしても早期に察知することが難しいのです。
【借りる】要素をできるだけ少なくする。
また、【借りている】ものは常に「いつ消滅するかも知れない」という危機意識を持ち、常にある程度の代替え策を用意しておく。
これが、あなたの財産と…なにより幸福を守るために大切な考え方です。
私どもルナテムジンの各種システムも、少なからずお役に立てる場面があります!
例えば、見込み客リスト構築を外部のレンタル会員制サービスなどに依存しきっていませんか?
私どもの「ボルトゲート」や「アスロック」シリーズはレンタルでは無く、立派なあなたの【自前のシステム】として運用いただけます。
販売をASPや外部販売サイトに頼り切っていませんか?
私どもの「チワワ/mosP2」系販売システムはレンタルでは無く、あなたの【自前のシステム】として運用でき、かつASP等で獲得した見込み客に対するバックエンド商品販売用途でお使いいただけば、販売手数料コスト削減による実質利益の拡大にも貢献いたします。
私どものシステムに限らず、
【自前で用意できるものは、外部から借りない】
【レンタルと自前を併用してリスク低減】
こうした備えが、万一のカタストロフィ(壊滅的な崩壊)からあなたの財産と幸福を守ります!!
大事なことですので、もう一度いいます。
「借りることは、支配されること」
中国経済の今後の行き先、ギリシャやスペインといったEU諸国の経済動向、日本国内の今後の自然災害、株式市場の混乱…まさに「上海の蝶」いつ、どの要因がトリガーとなるかわからない。
この記事を読んだのも偶然ではないかも知れません。
この機会にぜひ、あなたのビジネスインフラを一通り点検してみてはいかがでしょうか!?